こんにちは
今回は単位認定、留学、大学院入試、就活でも使われるTOEIC L&Rのスコア別実力について書きたいと思います。
私は初めて受験したTOEIC で270点という衝撃的なスコアを出したので、200点台から自分の成長を感じながら勉強してきました。
一般的な線引きとして、470点、600点、650点、730点などが用いられています。
実際そのスコアを取るとどういった場面で役立つのか、どのくらいの実力なのか説明していきます。
※現在、私のスコアは790点なので、そこまでの点数について説明します。
Contents
TOEIC200点台、300点台のレベル
取れることが奇跡
TOEICテストは、Part2は3択、それ以外はすべて4択問題ですから、塗り絵をしても4分の1で正解します。
ざっくりとした計算ですが、最低でも250点は取れる計算です。
そういった中、300点台を取ってしまう人はTOEICの試験で英語力を測ることは難しいと言えます。
勉強に関しては、TOEIC対策ではなく、英語を1から学びなおす必要があります。
200点台、300点台のTOEIC試験中
私が初めて受けたTOEICは270点で、2回目は290点でした。
当時の私を振り返ると、試験中に問題を解いているという感覚は全くありません。
リスニングは右から左へ、リーディングは居眠り時間といった具合で大半が塗り絵でした。
200点台、300点台の日常生活
この点数帯だと、日常で目にする英語を見るのが嫌になります。
英語で論文を読むのなんて不可能で、プログラミングのコード上の英語もおっくうで世の中すべてが日本語になればいいのにと思っています。
200点台、300点台の社会的評価
この点数帯は、TOEICを受けたことを言わない方がいいです。
就活でも大学院入試でも友人間でも、マイナス評価にしかつながらないため、今後勉強してリベンジを狙うべきです。
TOEIC400点台の人
履歴書には書かない方が無難
このあたりから、ようやくTOEIC対策が意味をなしてきます。
単語の増強とTOEICのテクニックを習得すればここから100点程度は速いテンポでスコアを上げることができると思います。
ちなみに私の大学の平均点は470点と言われており、少し前のデータですが、4年生の平均点が500点程度なので、ぜひ超えたいスコアです。
私は1年生の11月ごろに初めて470点を突破しました。
400点台のTOEIC試験中
少しスコアは上がりましたが、まだまだ得点率は5割以下ですから、解けない問題が大半です。
手ごたえもほとんどなく、全然解けなかった…と思っていても400点くらいのスコアはでます。
私の時は、リスニング290点、リーディング180点の合計470点でした。
有効な対策としては、勉強量が少なくてもスコアを上げやすいPart2を中心に継続して単語の強化を行っていくとよいです。
400点台の日常生活
まだまだ、英語で映画を見たり、会話をしたりすることは難しいです。
400点台の社会的評価
私の大学では、470点が非英語圏への留学が許可される最低スコアでしたので、英語力を伸ばしていくための最低限のラインとみられているのかもしれません。
ただし、就活や大学院入試では使えるスコアではありません。
就活であれば、こちらも未受験であるといった方が無難かもしれません。
TOEIC500点台の人
ここで伸び悩む人は要注意
このくらいの点数帯であれば、高校時代に英語が得意だった大学1年生であればとれてしまうスコアです。
大学生の平均を超えてはいますが、決して自慢できるスコアではないので、更なるスコアアップを目指す必要があります。
また、このあたりで、伸び悩みを理由に勉強をやめる人が出てきますが、まだ伸び悩むスコアではありません。
もし伸び悩んでいる人は、英文法など基本的な部分をやり直す必要があるかもしれません。
私はリスニングが得意で、500点を超えたとき、リスニングは300~350点くらいでした。
500点台のTOEIC試験中
試験中ですが、得意なパートでは自信をもって回答できる問題が増えてきます。
私の場合はPart2とPart3を得点源にしていましたので、リスニングを解くのが面白くなってきていました。
一方でリーディングは全く時間が足りず、塗り絵は30問くらいやっていたかもしれません。
早く解きたい気持ちはありますが、まだ基礎がおぼつかない状態でスピードを求めてもスコアは上がってきませんから、今は塗り絵は気にせず解ける問題を確実に解くことを目指しましょう。
500点台の日常生活
まだまだ、ニュースを読んだり論文を読み進めるのは難しいと思います。
単語を調べながら、なんとか読めるレベルですから、継続的に読むには相当のストレスがかかります。
TOEIC対策を継続したほうが今後のためになるはずです。
500点台の社会的評価
就活や大学院入試にはまだ活用できるスコアではありません。
ですが、就活に関してはスコアを提出した方がいいでしょう。
TOEIC600点台の人
履歴書に書ける、脱初心者
TOEICを受けるうえで、みんなが目指すのが600点ですので、このスコアに到達できた人は素晴らしいです。
本屋にも600点を目指した本が多く売られていますし、公開テストの全国平均が580点ですから、ついに中堅の仲間入りです。
600点台のTOEIC試験中
600点台になると、2時間フルタイムで問題に向き合うことができるようになります。
これまでのスコア帯だとどうしても解けなくて諦めてしまったりする時間帯が出てくるのですが、解ける問題が増えてくることで、ようやくTOEICとガチンコ勝負です。
少しづつ解くスピードを意識すると、スコアを伸ばしやすくなると思います。
600点台の日常生活
英語に対する苦手意識はもうなくなり、英語に接する時間を増やすために様々なことに挑戦していました。
このころから多読をしようと試みましたが、まともに内容を理解するのは難しかったです。
600点台の社会的評価
就活と大学院入試ではぜひスコアを提出しましょう。
海外赴任や、有名大学の文系を受けるには不足していますが、理系では英語が足を引っ張ることはなくなります。
TOEIC700点台のレベル
理系なら英語が得意と言えるスコア
700点台に到達すると、公開テスト受験者の上位3割に入ることになり、自身も出てくるスコアです。
しかし、いざ英語を利用してみると想像していた700点ホルダーと違い、慣れた英文でないとスラスラ読めないし話せないので、「まだまだ実力が足りない」と思っているはずです。
700点台の試験中
リスニングのPart3.4では聞き取れる内容が増えてきて、内容が理解できた設問では簡単に3問正解できますが、聞き取れず3問すべて落としてしまうものもあります。
リーディングではまだ時間が足りず、塗り絵をしてしまうと思います。
700点台の日常生活
少しずつ多読に挑戦できるレベルに達していますので、ニュースや自分の得意な分野の本などいろいろと挑戦してみるといいと思います。
私としては効率的に英語量を増やせ、総合的な英語力を身に着けることができるヒアリングマラソンがおすすめです。
700点台の社会的評価
700点を超えると、英語が武器になってくると思います。
インターンシップの面接を受けたときは790点だったのですが、面接官の人から褒めてもらえました。
インターンシップの合否に関わっているかはわかりませんが、確実に好印象を与えたと思っています。
大学院入試では、TOEFLを課す大学院は少し別ですが、TOEICのスコアとしては申し分ないレベルです。
TOEIC800点台の人(未到達)
TOEIC900点台の人(未到達)
まとめ
簡単にですが、TOEICの実力を自分の感覚で説明してみました。
100点刻みですが、スコアが上がるにつれて、自分の実力をダイレクトに反映していることに気が付けると思います。
また、試験という性質上、自分の解きやすい回や解きにくい回もありますし、試験会場の良し悪しという運の要素もあります。
なので、スコアが何度か下がったとしても、勉強を続ける限り力は上がっているため、あきらめずに挑戦しましょう。
私も早くスコアを上げて、800点と900点についても書けるようにしていきます。