皆さん、こんにちは!
今回は私が過去にインターンシップに参加した「農研機構」のインターンシップについて書いていこうと思います。
この記事を書く理由
この記事を書くにいたったきっかけを説明しておきます。
農研機構は、農学部の学生であれば一度は聞いたことのある組織だと思いますし、研究職を目指す人であれ考える人も多いと思います。
そこで私はインターンシップに参加出来れば、職場の雰囲気や実際の話を聞けると思い、調べていきました。
しかし、情報がほとんどありませんでした。
農研機構のHPにしかまともな情報はなく、なかなか自由に応募できる雰囲気ではありませんでしたが、私は先生と話をつけてから自分で応募し、参加するに至りました。
研究所であることから、
- 「興味あるけど、つながりとか必要かな…」
- 「インターンシップとは言いつつ、企業とは違うし大丈夫かな…」
と私にも様々な不安がありました。
農研機構を検討している人が、1人でも多く一歩を踏み出してほしいと思い記事を書くに至りました。
情報解禁日
農研機構には、自由応募形式のインターンシップがあり、基本的に窓口は1年中開いています。
しかし、植物を扱うグループが多いため、生育期間などの関係から7~9月頃のインターンが多く、秋頃に見た人にとっては来年申し込むという形になると思います。
私は4年生の頃にインターンの存在を知り、2018年と2019年共に、情報解禁は6月初旬でした。
ただ、明確に決まっているかなどはわからず、もちろんナビサイトにもないため、時期が来たら定期的にアクセスしましょう。
申し込みと、その後の流れ
次に申し込み方法とその流れです。
先生に相談
基本的には、HPの通り書類を出すのですが、一度指導教官に聞いてみることをおすすめします。
自分の研究テーマに近い分野でインターンに参加したい場合は、教授が農研機構とつながりがあったり、知り合いがいたりするケースは非常に多いです。
もし、お互いが知り合いであれば、参加時も「○○先生の学生」と認識してもらえるため、馴染みやすさがあります。
また、先生とつながりがなさそうでも一度は話を通しておくことをおすすめします。
参加研究機関とテーマを選ぶ
次は、参加研究機関とテーマを選びます。
農研機構のインターンシップは、研究ユニット単位でも受け入れになるため、かなり細かくテーマを選択できます。
ただし、研究拠点をまたいで選択が出来ないことには注意が必要です。
例えば、九州拠点と、つくば拠点を同時に申し込みなどはできず、九州なら九州で申し込みをしなければなりません。
手続きを進めていくと、第3志望まで記述する欄があることに気づきます。
私の場合は、あまり興味のないユニットに入っても意味がないので、志望度の高い2つだけを記述しました。
時期の設定
テーマを選ぶ際に、参加時期と期間が「自由」や「相談」と書かれているものが多くあります。私自身、この期間の設定に非常に悩みました。
私は合計で3週間参加したのですが、経験としては、1週間だと短く、3週間だと長いという印象です。業務体験をするというよりは、勉強したり手法を学ぶことが中心だったことから、1週間だと少し物足りないだろうなと思いました。
農研機構の雰囲気を知りたい人と、がっつり研究手法を学びたいという人で違うとは思いますが、1つの目安として2週間としておきます。
余りに長いと、向こうにも負担が掛かります。
書類提出
書類は自分で出しました。
一応、大学のロゴが入った封筒を使いましたが、自分で郵便局に行きだします。
ちなみにこの時点では、志望動機などを全く聞かれないため、インターンの時期や期間を指定したけど、そこまでこだわりのない人や、時期や内容について調整したい人は、一言添えておくことをおすすめします。
私の場合、2つのユニットの合計で「3週間」お世話になりましたが、まさか2つのユニットに続けてお世話になってしまいした。
このようなことが発生しますので、一言添えておくと調整しやすいと思います。
参加の可否連絡
申し込みをした後は、連絡を待つだけです。
参加が決定した後は、宿泊などの確認があり、ここで志望動機などの提出がありますので、興味の無い分野への志望はやめましょう。
まとめ
簡単にですが、農研機構のインターンシップの申し込み方などについて書きました。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
研究機関でのインターンシップは、企業と違う点が沢山あり不安になると思います。
ただ、それだけ申し込みにあたって、インターンを通じて
- 何を身につけたいか?
- 身につけてどうなりたいか?
などしっかりとした目的を考えることができます。
少しでも興味があるなら、挑戦するべきです。