こんにちは
今回はTOEIC で600点を越えるための勉強法を書きたいと思います。
600点といえば、初心者の目標であり、就職活動や企業内部でも目安とされるスコアになります。
しかしながら、TOEIC 公開テストの平均点は580点前後で、大学生の平均は470点です。
ですので、600点と言うのはそこまで簡単なスコアではありません。目標スコアを600点に設定した書籍がたくさんあることから、多くの人が壁に感じているスコアでもあるわけです。
しっかりと自分のレベルを見極めて適切な勉強法を選ぶ必要があります。
それではいきましょう。
また、最短でスコアを上げようと思うなら、アルクの通信講座がオススメです。
私自身、アルクの800点講座を受講し705点→790点まで上げることができました。
現在アルクの600点講座は、他の通信講座と異なり講義動画付きと非常に充実した内容になっています。
Contents
600点取るには何時間勉強が必要なの?

この図を見ることで自分の現在の点数から目標の点数まで何時間程度の勉強時間が必要なのか確認できます。
もしあなたが550点なら650点まで上げるのに200時間程度必要だとわかりますね。
500点台の人に足りないもの
まずは500点台の人に足りないものを整理しましょう。
一言で言えば英語に関するすべてが足りていないのですが600点台に入るために必要なことを見極めて早く突破したいものです。
勉強時間
基本的な英語力
パート別の勉強
以下それぞれ解説していきます。
勉強時間を記録
この点数帯の人は、例外なく勉強時間が足りていません。
「勉強してるよ!」と言う人もいるかと思いますが、そういう人は一度アプリ等勉強時間を記録してみるといいと思います。
学習時間の記録には以下のアプリがおすすめです。
機能はすべて無料で利用できるので、私も利用しています。かれこれ1年以上利用していて、1000時間ほどの学習記録が蓄積されています。
勉強時間の目安としては、1日2時間、1週間では15時間は確保したいところです。
「TOEICが伸びない…」と悩んでいる人には以下の記事もおすすめです。
英語をイメージとして捉えて英語力を上げる
ここは時間に余裕がある人向けです。
もし、この点数帯で伸び悩んでいるという人は、もう一度、基本に戻って勉強していくことをおすすめします。
そこで私のおすすめする参考書がこの本です。
かなり有名な参考書だとは思います。おそらくその先生もこの本を参考にしているのではないかと私は思っています。
私はこの本をもう5回くらい通し読みしました。問題という問題は付いていないのですが、この本は英語の参考書と違って読んで理解できるタイプの本なので非常にオススメです。
何度読んでも、そういうことか!という気づきを与えてもらえますし、忘れていた英語の基本に立ち返ることができます。毎回読むたびに理解できる部分が増えてきている感じがしますし、英語を学ぶ人にとってもはや必読かも知れません。
すでに500点を超えている人にとっては物足りない場所もあるかもしれませんが、問題演習に即活用出来る部分も非常に多いです。
問題演習に入る前に、一読して理解を深めてもらいたいです。
パート別の解き方を学ぶ
リスニング350点を目標に
600点を確実に越えるためにはリスニングパートでどれだけ点数を稼げるかが重要です。
その為に、私が利用した参考書がこの2冊です。
600点を超えるためには、Part1.Part2を得点源としたいところです。特にパート2は問題数が、25問とリスニングの4分の1を閉めていながら、選択肢は3つしかありません。更に、問題も1文聞いて、返答を答える形式ですから、質問の先頭(WhatやWhen)と、他2,3個の単語が聞き取れて、選択肢の意味が理解できれば15問は正解できます。
テクニックも含めて、自分が聞き取れない部分を丁寧にクリアするようにしましょう。
Part3.Part4も全問不正解となる設問がないようにして、安定して得点できる割合を増やすことが大切です。
リーディングはPart7を中心に
私の勉強法の中でこれまでPart5に関する説明が一切ありませんが、これには理由があります。
文法問題が中心のPart5ですが、文法の知識がなくても解けてしまう問題が多くあります。私は「関係代名詞」や「分詞構文」などの文法用語が大嫌いなのですが、そういった用語を覚えなくても、「ここは普通、that」や「whetherがあるからnorしかあり得ない」など普段から英語に触れるようになっていれば正解できる問題はかなり増えてきます。
また、文法問題は、範囲が膨大でありながら、純粋に文法を聞かれる問題は数問しかでてこず、せっかく覚えてもその内容はほとんど試験に出てこないと言っても過言ではありません。更に、その限られた問題も結局前後の文脈を理解しないと解けない仕様になっています。
こういった理由から、Part5を500点から600点の人が時間をかけて対策するのは非常に効率が悪いと思っています。
そのため、リーディング対策はPart7を中心に据えるのがおすすめです。
利用した参考書は、毎度おなじみの究極のゼミです。
このシリーズは問題量も多く、解き方もまとめてあるため、非常におすすめです。
長文問題であるPart7問題集の選び方ですが、
どれだけ本番に似ているか。
が最も大切です。
ここはアマゾンのレビューなどを見れば検討がつくため、要チェックです。
また、初心者は、解説の充実度合いや注釈単語の多さを重視して、ただ問題を解くだけにならないように心がけましょう。逆に上級者は、問題の量や難易度を重視してもいいと思います。
このシリーズのPart7問題集はなかなかの難易度ですので、私は400点や500点くらいの時は後半の方になると難しくて全然できませんでした。
まとめ
TOEIC で600点を超えるにはどのパートでも大コケしない総合力が求められます。
600点が超えられないのは、純粋に勉強時間が足りていないケースが多数です。
まだ苦手パートを全て潰すことはできませんし、得意パートも、まだまだ改善点があるはずです。
なのでどのパートでもそこそこやる力をつけられるようにバランスよく勉強しましょう!