皆さん、こんにちは。
今回は、OpenCVを使って、動画を読み込んで再生してみたいと思います。
OpenCVは画像処理を行うことが一般的ですが、動画も読み込むことが可能です。
OpenCVのインストール
私はAnacondaを使っていますので、Anaconda環境下での設定になります。
Windowsスタートメニューから、「Anaconda Prompt」を検索し、起動。
下記コマンドを入力して、openCVをインストールします。
pip install opencv-python
pip install opencv-contrib-python
インストールが出来ない場合は、pipのアップデートなどをお試しください。
動画を読み込む
サンプル動画はなんでもOKですが、私は下記のサイトから用意しました。
画像認識などに使われているサンプルです。
https://github.com/opencv/opencv/blob/master/samples/data/vtest.avi

ソースコード
動画をダウンロードした後は、JupyterNotebookのファイルと同じフォルダに入れておきます。
その状態であれば、下記のソースコードをコピペするだけで、動画を再生できるはずです。
import cv2
# ファイルのパスを入力
path = 'vtest.avi'
# 動画の読み込み
cap = cv2.VideoCapture(path)
if (cap.isOpened()== False):
print("ビデオファイルを開けませんでした。")
while(cap.isOpened()):
ret, frame = cap.read()
if ret == True:
cv2.imshow("Video", frame)
# キーボードの「q」で再生を中断
if cv2.waitKey(5) & 0xFF == ord('q'):
break
else:
break
# 動画を開放する
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()
再生すると、このようにウインドウが表示されるはずです。
長い動画を再生した場合、途中で中断したいこともあると思います。
その場合は、キーボードの「q」をクリックすることで安全に閉じることが可能です。

まとめ
この記事では、OpenCVで動画を再生する方法を紹介しました。
最終的には動画編集に応用していきたいですね!