皆さん、こんにちは
今回は、自己分析ツールとして有名な、「ストレングスファインダー」を受験したので、ストレングスファインダーというものを広めつつ、自分の受験結果を振り返りたいと思います。
以前から気になっていたけど、購入に足踏みをしている人はこの記事を読んで、内容を把握してみてください。
Contents
本書の概要
本書は、ストレングスファインダーの受験後に取るべき具体的な行動を提示しています。
オンラインの診断で得られる上位5つの資質に対して、スキルや知識、経験にどうかかわるかを探り、自身の強みに基づいた能力開発プランを策定することができます。
本書では、登場する34の資質について、それぞれ10項目の行動アイデアを提示しています。
更に、その資質を持つ人と働く際の注意点など、自分の資質以外の部分を読むことで、組織を円滑に動かしていくことも可能になります。
私は、就活が本格化する前に、この診断を受けました。
一般的な自己分析では、自分の「長所」と「短所」で表現されるため、自分とは明らかに違う結果が出てしまうこともあります。
本書では、あくまでも「潜在能力」を発見する診断であり、上位にきた資質を伸ばしていくことで強みにしていこう。というメッセージとなっています。
基本的には「短所」などマイナス面に焦点が向いていないので、「自分がどんな仕事に向いているのか?」というポジティブな視点を与えてくれます。

ストレングスファインダーとは?
アメリカのギャラップ社が開発したオンライン「才能診断ツール」です。
Web上で177個の質問に回答することで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。
受験方式は3種類あって、私は書籍を購入しそこから受験しました。
- 書籍を購入し、付属のアクセスコードを使用する
- ギャラップ社の公式サイトから直接アクセスコードを購入する
- 公式スマホアプリをダウンロードして診断を受ける
他の受験方法を試したことはありませんが、書籍には34の資質の行動アイデアや注意点、その資質を持つ人との働き方などが書かれており、公式サイトで診断を受けるよりもお得だと思います。
値段的にも、書籍がセットになってもほとんど変化はないので、書籍分お得です。
才能は34個に分類され、通常のテストでは上位資質5つを確認し、レポートを見ることができます。
更に課金を行うことで、残りの資質の順位や、どんな資質が強く出ているかを分析してもらえます。
最終的に診断結果として手に入るのは以下のレポートです。
- 自分だけの特徴的な資質レポート(上位5るの資質について詳細な解説)
- ストレングス・インサイトガイド(診断についての解説)
- 資質の順位レポート(各資質の詳しい説明)
- クリフトンストレングス34レポート(診断結果の順位と上位10の資質について、自分の診断結果を基にした行動指針とアドバイス)(通常の診断+アップグレードが必要必要)
「強みのゾーンで勝負する」ことが一番良い
日々の生活をしていて、気になるのは「自分の欠点」ではないでしょうか。
「英語ができない」
「プレゼンができない」
「共感ができない」
など、自分ができないことを気にしてしまい、学校や何かしらの研修でもそれを克服するプログラムが組まれます。
本も映画も昔話も、苦手に耐えて、最後に成功を収めるという大逆転物語であふれています。
努力も忍耐も大切ですが、同じ努力をするなら、自分の才能が開花する可能性が高い領域で努力したいですよね。
「才能」を「強み」に進化させる
そんな自分の才能を発見する手助けをしてくれるのがストレングスファインダーです。
質問の解答時間は20秒となっています。本能的に強く反応するもの、つまり長期的に変化する可能性が低いものを特定する仕組みになっています。
そして長期的に変化しにくい才能を発見できたら、それを強みに変化させることが必要です。
才能を強みにするためには、強みの方程式を意識します。
才能 × 投資 = 強み
才能:頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン
投資:練習やスキル開発、知識を身につけるためにかける時間
強み:常に完璧に近い成果を生み出す能力
弱点を知って他人と共働する
ストレングスファインダーでは、才能が発見されるため、その逆の才能が乏しい資質も明らかになります。
才能が無いということは弱点なように感じてしまいますが、仕事や役職に就く上で把握しておくことは大切です。
私は、「着想」が低い結果でした。
着想はいわゆるアイデアマンで、新商品の提案や、デザインなどですが、私は確かにアイデアマンとは言えません。
逆に、私は「アレンジ」や「達成力」が高かったです。
その場合に考えることは、「着想」が高い人と組んで、アイデアを沢山だしてもらう、そして自分はプロジェクトの目標管理や達成できるようにアイデアを組み上げていくことを担当するばチームとして上手く機能するのではないでしょうか。
このように、チームで働くことを前提に、自分の資質を相手に活用してもらいつつ、自分は相手の資質を活用するという持ちつ持たれつの関係を作ることで解決できるでしょう。
私の診断結果(34の資質)
次に私の診断結果をさらして終わりにします。
こちらの表は、通常の診断に加えて、4500円ほどの課金をすることで見られる表です。
私は全て見たすぎて課金をしてしまいました。
全体的に「実行力」と「戦略的思考力」が高い資質として現れています。


上位10個を簡単に解説
最後は、私の診断結果から、上位10個の資質を簡単に説明して終わります。
この診断では、上位10個の資質を「強化」し、残りの資質を「確認」するように書かれています。
資質を強みに変化させ、足りない資質は他者に助けてもらうことで、よりよいチームへと近づきます。
親密性
私が一番強く出ていた資質です。
他人と親密な関係を楽しむ特徴があり、目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。
※ 診断レポートには、一般的な「親密性」の中で診断結果を元に私にどのような傾向があるかが解説されています。
- 相談されると嬉しい
- 自分の成し遂げたいこと(夢や目標)を話すタイプの人と簡単に親しくなれる
- 頼まれたことの期待以上をする傾向がある
学習欲
こちらも自覚がある資質です。
「学習欲」は、常に向上することに駆り立てられます。成果よりも学習すること自体に意義を見いだすタイプです。
- 新しい知識や技術を取得したり、新しいことを体験する機会を喜んで受け入れる
- 本能的に、難しいクラスに登録する
- グループ内で最も賢い人、または博識な人と思われたいと思っている
- 知識やスキルの習得は生涯にわたる活動になる
アレンジ
アレンジは、物事を整理し、組織化することができると同時に、この能力を補完する柔軟性も備えています。
私は普段から、組織の中で自分がどんな役回りになれば上手くいくだろう?と考えながら生活しているので、非常に納得感のある資質です。
- 自分がどのような適性や才能を持っているかを考えチームに貢献する
- 管理範囲や責任範囲を広げたいと思っている
- 自分の欠点よりも才能について考える時間が長い
- ミスや失敗に遭遇したときは、限界について考え、足りない才能は人に協力してもらい、お返しに自分の才能を提供しようとする
個別化
個別化は、各人のユニークな資質に関心を持ちます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産生の高いチームを作ることに長けている資質です。
チームで活動するときは、相手を変えようというより、その人の適性があるポジションはなんだろうという考え方をすることが多いので、「個別化」の資質が表れていたのかもしれません。
- 他人の考えや感情を見抜くことができる
- 探究心があり、読書が好き
- それぞれの人の背景、関心事、才能を発見するのが楽しい
達成欲
達成欲は、働き者で多忙で生産的であることに大きな満足感を得ます。
どちらかというとワークホース的な資質で、研究室でも部活でも自覚があります…。
- 長時間集中することができる
- 自己規律を発揮し、精神的エネルギーと体力を特定の仕事や課題に注ぐことに満足感を得る
- 抑圧、拘束、支配に抵抗する
- スケジュール、予算、決定などを任されるのを好む
責任感
責任感は、実行すると発言したことに対して心理的な責任感を持ちます。
誠実さや忠実さという不変的な価値観を大切にする
コミットメントを達成するために取り組む意識が強い
言行一致
自我
自我は、自分が大きなインパクトを与えることに駆り立てます。
重要なことを遂行することにやりがいを見いだす。
組織や周囲の人々に与える影響の大きさに基づいてプロジェクトの優先順位を決める
成功するために懸命にはたらく自分の意欲と貢献に敬意を払って欲しいと思っている。
調和性
調和性を持つ人は、衝突や摩擦から得るものはないという考え方を持っているため、、争いを最小限にしようとします。
対立を好まず、合意点を探る
実用的に物事を考え、感情が安定していることを好む
膠着状態にある議論を打開できる
内省
内省を持つ人は、一人の時間を楽しむ人です。何を考えているかによらず、1つのことに集中出来るタイプです。
考えること、熟考すること、思案することが好き
考えをまとめて説明が得意
書くことで考えをまとめて具現化する
規律性
規律性は、几帳面であったり、きれい好きだということではありません。
純粋に、決められたことが決められたように進むかどうか。が焦点です。
毎日の日課を決め、進捗や締め切りに気持ちを集中させます。
ルーティーンや仕組みを楽しむことができる
仕組み、秩序、正確さを大切にし、予測可能性を高める
他人が規律的でないことに苛立ちやすい
まとめ
少し長くなってしまいましたが、本書の紹介と私の診断結果を公開しました。
本書は読むと言うよりは、診断を受けてみて自分の強みになりえる部分を把握するするのがおすすめです。
診断結果を元に、これから生活でどんなことを意識するべきか、隣の席に座っている同期はどんな資質を持っているか考えてみるのも良いと思います。
私は以前の記事で、ブログは考えをまとめるために書いていると言いましたが、今回の診断を受けて、ブログを書きたくなるであろう資質が揃っているなと感じました。
- 学習欲:継続的に学ぶことが好き
- 達成欲:何かを成し遂げることにモチベーションが強い
- 内省:自分の思考を深めたり、まとめるのが好き
また、それを継続できる資質もそろっています。
- 自我:自分のことを認めて欲しい、他人にインパクトを与えたい
- 規律性:自分の中でルールを決めてそれを守ることが出来る
このように、資質に合った趣味だと無理なく継続できます。
